2011年11月27日日曜日

モミジ

 佐倉市で秋の紅葉と言えば、城址公園のモミジを思い浮かべる方もいらっしゃることと思いますが、以前は他にも有名なモミジの名木がありました。
 写真の記念碑は、かつて上座の国道296号沿いにあった「髙田屋の大モミジ」の名残を惜しんで昭和56(1981)年7月下旬に建てられたものです。
 記念碑にあるように、千葉県指定天然記念物であったこの大モミジは、樹齢1300年と言われ、根回りは10メートル、樹高は12メートルもあったそうですが、寄る年波には勝てずに枯れてしまいまして、昭和55(1980)年12月には県指定も解除されてしまいました。
  上座で回転寿司を召し上がった際には、道路の向かい側に、モミジの巨木があったことを思い出してください。
 それにしても、ご近所の人は落ち葉掃除がさぞや大変だったことでしょう。

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2011年11月20日日曜日

ALFRED GERARD

  先日、サングラスをかけた有名タレントが女性アナウンサーと街をブラつくというテレビ番組を見ておりましたところ、アルフレッド ジェラールという人物が、外国船に給水用の水を販売するために造った煉瓦造りの貯水槽が、今も横浜の地下に残されているという話を取り上げていました。 
 このアルフレッド  ジェラールという人は、幕末に来日したフランス人で、横浜では給水業の他に瓦の製造も商っていたようですが、番組では瓦の話は出ませんでした。
 その瓦は「ジェラール瓦」と呼ばれる西洋瓦(フランス瓦)で、佐倉で見ることができます。 
 写真は、県立佐倉東高校脇の自由広場の一角に設置(移設)された「佐倉兵営の碑」の後ろの壁にはめ込まれている「ジェラール瓦」です。
 この瓦は、明治6(1873)年に建設された兵舎の一棟に使われていたものだそうです。ちなみに「ジェラール瓦」がはめ込まれている壁は、兵舎の礎石で組み上げたものだそうです。

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2011年11月13日日曜日

ボナVona

 ユーカリが丘ニュータウン内を走る中量軌道輸送システムで、Vehicle of new age からVonaボナと名付けられたそうです。
 開業は昭和57(1982)年11月1日で京成線ユーカリが丘駅の開業に合わせて運行開始(営業は11月2日から)されたということです。
 開業当時の運賃は大人150円、子供80円でした。(現在は、大人200円、子供100円)低料金ですので私も子供を連れて何度か乗ってみました。
  高架式の鉄道ですから眺めもよく、ゴムタイヤで走行も静かなので、とても快適な印象です。もちろん子供も大喜びでした。(この後、サティでお菓子を買ってもらえるという気持ちの昂ぶりのせいかも知れませんが…。)
  ところで、この新交通システムがJR佐倉駅まで延伸されるという噂がありましたが、やはりバブリーな話だったようで、いつの間にか消えてしまいました。

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2011年11月5日土曜日

王子台のタイル絵

  臼井駅から市民音楽ホールに向かって歩いていくと、足もとに楽しげなタイル絵を見つけることができます。
  特に音楽ホールの周りには、動物と楽器が一体となったおもしろいタイル絵が歩道のあちらこちらに、はめ込まれています。
 写真のゴリラは、口がハーモニカ?になっています。お腹が太鼓(ティンパニ?)になったカンガルーやオカリナのようなアザラシ、カタツムリのようなホルン、鍵盤模様のシマウマなど他にいくつあるのか探してみたくなります。
 これらの動物タイル絵は、音楽ホール開館当時から設置されていたものですが、駅の近くには新しく設置されたものもあるようです。
 歩く楽しみのある街というのは、散歩好きにはありがたいですね。
 ちなみに、市民音楽ホールが開館したのは、昭和59(1984)年11月3日の文化の日のことでした。開館記念には深沢亮子さんのピアノ演奏会が開催されたそうです。

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