2013年6月23日日曜日

ストリート・オルガン

 佐倉市民音楽ホールには3台のオランダ製ストリートオルガンがあります。
 一番初めのオルガンは、「サクラ」という名前です。これは佐倉市がオランダのオルガン技師ヴェーニンゲン氏に製作を発注したものだそうで、昭和63(1988)年6月19日にお披露目されました。最初は本体だけでしたが、今では台車付きで、市内のあちらこちらで開催されるイベントに出没しています。
 他の2台は、平成元(1989)年に相次いで寄贈、購入により市民音楽ホールにやって来ましたが、いずれのオルガンもオランダからはるばる海を渡ってきたものです。
  ところで、ストリートオルガンは、ブックといわれる厚紙に穴をあけた楽譜を使う自動演奏楽器だそうで、裏側にあるハンドルを手で回して演奏します。
 100年以上前に開発された楽器ですが、オランダでは今でも街角で演奏され、優しい音色を奏でているという話です。