2013年6月30日日曜日

冨士は三国一の山

 明日7月1日は富士山の山開きだそうで、世界文化遺産に登録されてから初めての御来光を見に沢山の人出が見込まれるとテレビのアナウンサーが話していました。
 日本人は昔から富士山が大好きで、信仰の対象としてきたということです。富士山の信仰というと浅間神社が有名ですね。佐倉市内でも小高い所には浅間様がお祭りされています。でも、近所の浅間様にお参りするより、やっぱり富士山本体にお参りしたいということで、江戸時代に流行したのが「富士講」だそうです。みんなでお金を積み立てて、代表者が麓から山頂まで命がけで登山して、ご利益を頂いたそうです。
 写真は、臼井城址公園の側にある富士講の碑です。臼井からも代表者がみんなのご利益を願って、長い道中を歩いていったことでしょう。
 ところで、石碑の上部に2つの円形が描かれていますね。私は桃の実だと思っていましたが、太陽と月なんだそうです。そういえば、左側の円には欠けた所が見えますね。