2013年4月28日日曜日

国民栄誉賞おめでとうございます。


 長島茂雄氏が5月5日に国民栄誉賞を受賞されるということで、心からお祝い申し上げます。
  私の少年時代の長嶋茂雄選手は、佐倉市の出身だと聞いてはいたものの、既にテレビの中のスターであり、すごく遠い存在でした。しかし、ほんの少しだけ距離が近くなったと感じたきっかけは、高校時代のことでした。
 写真のプレートは、県立佐倉高校の地域交流施設に展示されているものですが、元はグランドにあった野球のバックネットに付けられていたものです。長嶋選手がこのバックネットを寄贈したことを、同校在学中に同級生から聞き、あらためて先輩なんだと思い返した記憶があります。
  そのバックネットも平成2(1990)年11月に取り壊されてしまったそうですが、同施設に展示されている航空写真にはその姿が写っています。

2013年4月21日日曜日

最後の兵舎

 写真は、知人を通じて頂いたもので、建築されたばかりの市役所から、佐倉連隊の兵舎を写したものだそうです。
 佐倉連隊は佐倉城址に設置され、4千人もの兵隊さんが生活する大きな施設でしたが、終戦後は、病院施設の他は取り壊され、最後まで残された連隊本部の建物は、佐倉中学校の校舎として使われていたということです。
 近頃、国立歴史民俗博物館の脇で発掘調査がされていましたが、場所はこの兵舎が建っていた辺りのようです。
 私の記憶にある兵舎は、既に廃屋で余り大きな印象もなかったのですが、田町の家並みと比較すると、やはりかなり大きくて立派な建物だったようですね。

2013年4月14日日曜日

デ・リーフデ

 チューリップまつりでお馴染みの、佐倉ふるさと広場のシンボル的存在の風車は、平成6(1994)年4月8日に竣工披露式が行われました。
 この風車は、本国オランダでは水汲み用に使われるもので、地上に直接設置されるグランドセイラーという種類ということだそうです。羽根の直径は27.5メートルもあり、動力部分はオランダで製造され、オランダ人技師により建設された本格的なものだそうです。動力も風力だけが頼りですので、風の弱い日は回らないし、風向きによってはそっぽを向いてしまいます。
 こんな本格的な水汲み用風車ですが、残念ながら水を汲んでいないのが玉に瑕ですね。
 さて、この風車には「デ・リーフデ」という名前が付いています(最近は「リーフデ」と短く呼んでるようです)が、この「デ・リーフデ」というのは、慶長5(1600)年に大分県臼杵市の海岸に漂着したオランダ船「デ・リーフデ号」にちなんだものだそうです。この船の乗組員のウィリアム・アダムスとヤン・ヨーステンが徳川家康に仕えたという話が教科書に載っていましたね。
 

2013年4月7日日曜日

37年目の邂逅

   中学時の同窓会を開催するという連絡があり、幹事の女友達から、返信のない人の実家に電話で連絡をしてみて欲しいと頼まれ、何人かの家に電話をしてみましたが、昨今の電話による詐欺と間違われはしないかと、ちょっと気になるところでした。
私は成人式に出席をしなかったので、中学を卒業してから37年振りに会える同級生もいるようで、今からとても楽しみです。
  さて、私の母校の佐倉市立佐倉中学校は、平成22(2010)年に校舎がすっかり建て替えられていますが、校門の辺りは特段変わっていないように思っていました。ところが、よく見比べてみますと、校名の看板が大きくなっていたり、校門脇の石段が変わっていたり、掲示板(小屋?)の先にあった大きな松の木がなくなっているなど、やはり37年の歳月は風景に変化を与えていました。