2011年11月20日日曜日

ALFRED GERARD

  先日、サングラスをかけた有名タレントが女性アナウンサーと街をブラつくというテレビ番組を見ておりましたところ、アルフレッド ジェラールという人物が、外国船に給水用の水を販売するために造った煉瓦造りの貯水槽が、今も横浜の地下に残されているという話を取り上げていました。 
 このアルフレッド  ジェラールという人は、幕末に来日したフランス人で、横浜では給水業の他に瓦の製造も商っていたようですが、番組では瓦の話は出ませんでした。
 その瓦は「ジェラール瓦」と呼ばれる西洋瓦(フランス瓦)で、佐倉で見ることができます。 
 写真は、県立佐倉東高校脇の自由広場の一角に設置(移設)された「佐倉兵営の碑」の後ろの壁にはめ込まれている「ジェラール瓦」です。
 この瓦は、明治6(1873)年に建設された兵舎の一棟に使われていたものだそうです。ちなみに「ジェラール瓦」がはめ込まれている壁は、兵舎の礎石で組み上げたものだそうです。

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