お堀の鯉
佐倉城址公園のお堀で、水鳥にパン屑の餌をあげている人を時々見かけます。そうすると餌を投げている人の足下近くの水面がにわかに盛り上がり、大小色々な鯉が集まって、一斉に大きな口を開けてパン屑をねだり始めます。こんなに鯉がいたのかと、びっくりするほど集まってきます。
さて、この鯉にまつわる話ですが、こんな話を聞きました。佐倉市役所の地下で食堂を営む店主の方が、お店の開店10周年記念に、錦鯉の稚魚1万5千匹を市に寄贈し、昭和57(1982)年の夏にお堀に放流されたのだそうです。それは、翌年に開業する国立歴史民俗博物館の来館者の目を楽しませられるようにと思ってのことだということです。それから30年が過ぎていますから、今、お堀にいる鯉は孫か曾孫の代かも知れませんね。
ところで、市役所地下の食堂ですが、こちらは今年閉店してしまいました。入口の貼紙には、6月29日で閉店することしか書かれていませんでした。子や孫の代まで続けられないのは残念だったことでしょう。
さて、この鯉にまつわる話ですが、こんな話を聞きました。佐倉市役所の地下で食堂を営む店主の方が、お店の開店10周年記念に、錦鯉の稚魚1万5千匹を市に寄贈し、昭和57(1982)年の夏にお堀に放流されたのだそうです。それは、翌年に開業する国立歴史民俗博物館の来館者の目を楽しませられるようにと思ってのことだということです。それから30年が過ぎていますから、今、お堀にいる鯉は孫か曾孫の代かも知れませんね。
ところで、市役所地下の食堂ですが、こちらは今年閉店してしまいました。入口の貼紙には、6月29日で閉店することしか書かれていませんでした。子や孫の代まで続けられないのは残念だったことでしょう。
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