2012年8月11日土曜日

五大陸と四海

 ロンドンオリンピックの陸上五千メートルと一万メートルに三人娘の一人として出場した新谷仁美選手は予選敗退となってしまいましたけれど、レース中盤まで先頭で世界を引っ張る姿は立派だと思いました。
 さて、オリンピックといえば、スポーツと平和の祭典ですが、五輪で五大陸を表すことと、平和という言葉から「平和之塔」を思い出しました。この石碑は戦後60年となった平成17(2005)年に和田地区の有志の方々が二度と戦争のないことを祈念して建立されたものです。石柱に載せられた地球儀は直径約60センチメートルで、側面には「四海太平萬民和楽」と刻まれています。四海とは太平洋、大西洋、インド洋、北極海?と考えていましたが、仏教に由来する言葉で、天下とか世界を表現しているのだと聞きました。オリンピックを観戦していられるのも私の周りが平和だからですね。命を粗末にする事件が無くなり、万民和楽する日が訪れることを心から願います。
 「平和之塔」は佐倉市立和田小学校から道路を挟んで向かい側の畑の先にあります。ちばグリーンバス「和田支所」バス停からは徒歩2~3分です。