2011年4月17日日曜日

佐倉と大相撲

 八百長問題で揺れている大相撲ですが、佐倉と大相撲との関係は、新町出身の関取がいたり、六崎の奉納相撲があったりしますが、やはり有名なのは、江戸時代の相撲取り「雷電為右衛門」でしょうか。
 雷電為右衛門は、引退するまでの35場所、総取組数285で勝ち254、負け10、引分け2、預かり14、無勝負5、休み30の成績を残し、最強の力士という評判もあるようです。雷電のお墓は臼井にあります。それは、雷電の奥さん「八重(前名おはん)」さんが、臼井上宿の「天狗茶屋」という甘酒茶屋のひとり娘だったそうで、八重さんの生家の菩提寺(浄行寺)に一緒に眠っているそうです。
 写真は、臼井のすみれ保育園前に建っている顕彰碑です。これは佐倉・雷電顕彰会が募金を集めて建てたもので、153年目の命日にあたる昭和53(1978)年2月11日に除幕式を行ったそうです。碑には等身大(1.97m)の肖像と佐久間象山の筆による「天下第一流力士雷電之碑」の文字が刻まれています。
 なお、お墓のある浄行寺は廃寺になり、現在は妙覚寺に引き継がれているそうです。

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