2011年3月5日土曜日

カッパくんとさくらちゃん

 写真は上座総合公園内の建物のシャッターに描かれていた「カッパくん」と「さくらちゃん」です。
彼らが誕生したのは、今から四半世紀も前のことで、昭和59(1984)年から始まった佐倉市の第二次基本構想を分かりやすく説明するための16ミリアニメーション映画に登場したキャラクターでした。
 佐倉といえば印旛沼のほとりですから、「カッパくん」は沼の化身かと思っていましたが、未来から来たカッパ型ロボットということのようです。
 20分程の映画の内容は、「カッパくん」が作った万能コンピューターの「ソナ21」で、「さくらちゃん」の一家に21世紀の佐倉市を紹介するというものでした。
 平成の初め頃までは、佐倉市の発行するパンフレット類で彼らの姿を目にすることがあったのですが、最近は見かけなくなってしまいました。おそらく、思い描いていた未来と現実の違いにいたたまれず、姿を隠してしまったのでしょう。

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