2012年9月16日日曜日

全農家畜衛生研究所

 平成13(2001)年まで大蛇町にありました千葉県血清研究所佐倉事業所では、人用のワクチンを研究していたそうですが、そこから近い場所に家畜用のワクチンや医薬品を研究する施設があります。
  写真の全農家畜衛生研究所は、昭和57(1982)年9月17日に落成した施設で、家畜の衛生技術研究のために全国農業協同組合連合会が設置したものです。
 私の日常生活とは余り縁もないような気がしますけど、よく考えれば、安全で安価な食肉や牛乳などが安定して供給されるのは、こういう施設で働く方々の地道な努力の賜物なんですね。
 ところで、そんな大切な施設がどうしてこの地にあるのかと考えますと、やはり、堀田正倫氏が明治30(1897)年3月に創設した「堀田家農事試験場」との関係が浮かんでくるようです。