2012年4月1日日曜日

サクラの市章

  写真は市役所1号館ロビーの天井に描かれた市章です。
 市役所の印刷物や市立美術館などの公共施設やマンホールの蓋などあちらこちらで見かけます。
  佐倉(サクラ)市だから桜の花びらを象ったのだろうと思っていましたが、実は市の歴史と結びついた由緒あるものだそうです。
 もとは、佐倉藩が出陣の時に使用した紋だそうで、馬のクツワにつける環を組み合わせて図案化しているということです。
 そう言われれば、単なる桜の花びらの形とは違いますね。
 市章にするにあたり、心を引き締めて市の建設発展に進む強い意志と平和でうららかな心意気を表すという説明がついたそうです。そういう気持ちで見ると、ちょっとイイ感じのデザインですね。
  この紋が市章として制定されたのは、市制施行の翌年、昭和30(1955)年4月1日のことだそうです。

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