2012年12月16日日曜日

青雲それは…

  「青雲」と聞いて思い出すのは、ギプスを付けて厳しい練習に励んだ野球少年でしょうか、あるいは、お線香を持って墓参りに行く丁稚奉公の少年でしょうか。私は、この言葉を耳にするたびに、気恥ずかしい少年時代を思い起こすと同時に、何故か、坂の上の雲を思い出して、もう少し頑張ってみようかなという気持ちになります。
  佐倉市の南部地区にある市立弥富小学校には、「青雲の志」の碑があります。この碑は、弥富小学校新校舎建設1周年を記念したもので、昭和59(1984)年12月6日に除幕式が行われたそうです。写真では分かり難いでしょうが、左の端に小鳥の像があります。作者は市制30周年記念の野鳥の像の作者の山田光造氏です。「ハイタカ」という鷹の像だそうですが、ずいぶんと可愛らしいです。
  ところで、弥富小学校は、平成20(2008)年4月から小規模特認校として、市内全域から児童を募集しています。児童数が少ないことから、きめ細かい指導ができるというのが特色だそうです。きっと、気力あふれる青雲の志を持った児童が入学してくれることでしょう。そして、いつか日本の将来を担ってくれる素晴らしい人物になってくれることを期待しています。