2012年1月15日日曜日

平氏といえば

 今年のNHK大河ドラマは平清盛ですが、平氏といえば、平将門も有名ですね。
  佐倉では、清盛と関係する話は聞きませんが、将門は町名になっているくらい深い関係があるようです。
  佐倉市の東北部にあたる将門町(まさかどまち)から隣接する酒々井町本佐倉(しすいまちもとさくら)までの高台は、将門山といわれ、かつて、将門が館を建てて、愛妾の桔梗姫と同居していたそうです。ところが桔梗姫は、敵将の藤原秀郷の命を受けて将門に仕えていたもので、桔梗姫と謀った秀郷は将門の首を討つことができたという話です。そして、桔梗姫に裏切られた将門は怨霊となり、桔梗姫の墓のあるこの地には桔梗の花が咲かなくなったという伝説があります
 写真は、昭和56(1981)年3月に桔梗姫の墓といわれる塚に建てられた石碑です。「花もなくしげれる草の桔梗こそ いつの時世に花の咲くらむ」と刻まれています。
  この石碑は、佐倉東小学校裏手の畑地の中に、ひっそりと建っています。

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