2013年5月26日日曜日

ブルースカイ

 現在の佐倉市では、光化学スモッグ注意報がよく出されますが、昭和61(1986)年5月に佐倉市は、全国で40市町村の「あおぞらの街」に選ばれています。
 このコンテストは、自分たちの街の空気がどんな状態にあるのか確かめようという趣旨で、環境庁が提唱し、42道府県の85市町村が参加して、2月から3月の内、1か月間目標物までの見通しを確認して視距離を争うというものでした。
  このコンテストは、大気汚染の状況を観察する趣旨ではないのでしょうが、視界を遮る原因になるものとして、硫黄酸化物や窒素酸化物などのガス状物質のほか、煤や粉じんなどの微粒子状の浮遊物質もあります。当時は、自動車の排気ガスや工場のばい煙などが汚染源としてニュースになる時代でしたね。
 ところで、花粉も微粒子状の浮遊物質として汚染物質のように思いますが、花粉は自然界のものなので、汚染物質には入らないそうです。大勢の人が花粉症で苦しんでいるのですけどね。