2010年11月13日土曜日

六崎の町並み

 写真は昭和58(1983)年頃の六崎の風景です。既に国鉄(JR)の線路を跨ぐ歩道橋が奥の方に見えます。写真の右側には池医院、その向かい側には茅葺きの屋根も見えます。(枇杷の葉がかかっていて分かり難いです。)
 この通りには、以前は、駄菓子を扱う商店が3軒もありました。池医院の近くにコウタヤ(幸田屋?)さん、農協のはす向かいに渡貫商店さん、踏切の近くには宮本屋さんがありました。
 宮本屋さんは、手作りの葛餅を食べさせてくれたり、夏は手回しの機械でかき氷を作ってくれたりしましたので、思い出も深いものがあります。
 国鉄佐倉駅から六崎に至るこの道路はメインストリートでしたが、道幅が狭い上に踏切が閉じている時間も長いからでしょうか、昭和42年に鏑木町から直線で六崎とを結び線路の上を通る道路が開通した後、この道路は踏切が閉じられ、車の流れが途絶えると人通りも減り、寂しい通りになってしまったように思います。3軒あったお店も次々と閉じ、今は渡貫商店さんだけが営業を続けています。

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